ちょこっと英語:コアイメージ「聞く」

こんにちは、誠泉塾の吉村です。
今回も中学・高校英語でよくある生徒さんからの質問を対話形式でご紹介していきます。

 


「listenとhearってどっちも『聞く』で習ってますけど使い方に違いってあるんですか?」


「今まで見てきた『言う』や『見る』と同じようにネイティブの人は感覚で使い分けています。」


「いちいち意識しながら使い分けないといけないんですか?結構めんどうですね…」


「意識するというよりも相性が決まっていてその使い方が決まっていると思ったほうがいいでしょう。」

 


意識の有無で使い分け

 

では早速ですがleisten(過去形はlistened)から。
listen意識して何かを聞き取ろうとする行為がコアになります。
日本語でいうところの耳を傾けるに近いと思います。
➀は単純に意識して聞く、➁は聞くことから従うへ派生、➂は聞くことから〇〇に聞こえるへ派生。

➀I listened to the music.
(私はその音楽を聞いた。)

Listen to his advice.
(彼のアドバイスに従って。)

➂Your story listens reasonable.
(あなたの話はもっともらしい。)

 

次にhear(過去形heard)です。
hearはただ単に耳に入ってくる音を聞くことがコアになります。
➀は単純に聞く、➁は聞くから派生して便り(連絡)がある、➂は聞くから派生して消息を聞く

I heard my name called .
(私は自分の名前が呼ばれるのを聞きました。)

Have yoy ever heard from her?
(彼女からの連絡はありましたか。)

➂I have heard much of him.
(私は彼のことを色々と聞いています。)

 

おまけですが、listenもhearも通常使う動詞の形(自動詞・他動詞)が決まっています。希なものとしてlistenを他動詞で扱うと「〇〇に聞こえる」、hearを自動詞で使うとfromとセットで使い「便りがある」となっています。普段使っている動詞が自動詞と他動詞のどちらの使い方になっているのかを知っておくだけでも知識の幅が広がっていきます。詳しい識別は下の過去投稿分よりチェックしてみてください。

それでは今日はここまで。
詳しくはまた授業で紹介しますね!

 

 


ちょこっと英語:過去投稿分リンク
文型
第2文型と第3文型
第4文型と第5文型
原形と現在形
過去形と過去分詞
現在分詞Ving
助動詞will
助動詞can
助動詞may
助動詞must
原級as~as
最上級から比較級
to不定詞と動名詞
to不定詞 副詞的用法
関係代名詞whose
関係副詞
butとhowever
it~thatを使った強調構文
seem to~とit seems that~
否定
完了
コアイメージ「言う」
コアイメージ「見る」

 

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