ちょこっと英語:コアイメージ「見る」
こんにちは、誠泉塾の吉村です。
今回も中学・高校英語でよくある生徒さんからの質問を対話形式でご紹介していきます。
「『見る』って言葉を英語に直すときにどれにすればいいか分からないんですけど、何か違いってあるんですか?」
「前回お伝えした『話す』のときのように使い分けは必要になりますよ。」
「覚えることがたくさんありすぎで大変なんですけど…」
「英語は語学ですから覚えることが最終目標ではありませんよ。使うことが大切なんです。」
目線の動きで使い分け。
では早速ですがsee(過去形はsaw)から。
seeは目で見て脳で情報として理解するということがコアになります。
目線は動かしません。また、派生が多くありますので知っておいてください。
➀は単純に見る、➁は人を見ることから会うへ派生、➂は脳で情報を理解することから分かるへ派生。
➀He saw some people.
(彼は数人の人を見た。)
➁I’m glad to see you.
(私はあなたに会えてうれしいです。)
➂I see what you mean.
(私はあなたの言いたいことは分かります。)
次にlook(過去形looked)です。
lookは目線を動かし注目するときに使います。注目することによって新たな情報が分かるような派生もできます。
➀は目線を動かし注目する、➁は目線を動かし注目することから派生してよく見ると〇〇に見える、➂はlikeを加えて〇〇に見える。
➀Look at this picture.
(この写真を見て。)
➁He looks tired.
(彼は疲れているようです。)
➂He looks like he is tired.
(彼は疲れているようです。)
おまけですが、lookを「見る」で使うときは完全自動詞でlook + 前置詞の形ですが、「〇〇に見える」と使うときは不完全自動詞でlook + 形容詞の形になります。この不完全自動詞はlinking verbと呼ばれ、他に代表的なものは高校生で習うseemがあげられます。口語でもよく使われる表現ですからしっかりと注目しておきましょう。
それでは今日はここまで。
詳しくはまた授業で紹介しますね!
ちょこっと英語:過去投稿分リンク
文型
第2文型と第3文型
第4文型と第5文型
原形と現在形
過去形と過去分詞
現在分詞Ving
助動詞will
助動詞can
助動詞may
助動詞must
原級as~as
最上級から比較級
to不定詞と動名詞
to不定詞 副詞的用法
関係代名詞whose
関係副詞
butとhowever
it~thatを使った強調構文
seem to~とit seems that~
否定
完了
コアイメージ「言う」
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