ちょこっと英語:第4文型と第5文型
こんにちは、誠泉塾の吉村です。
今回も中学・高校英語でよくある生徒さんからの質問を対話形式でご紹介していきます。
「文章が長いと必ず第4文型とか第5文型になるとか決まりはあるんですか?」
「一概には言えませんが文章の長さでは文型を絞り込むことはできません。」
「じゃあ何を見れば第4文型とか第5文型とか分かるんですか?」
「やはり他の文型と同様に動詞の後ろをしっかりみてあげましょう。」
動詞に続く要素は2つある。
では早速ですが例文を2つ
➀My father bought me a racket at the department store.
要素を意識すると
➀My father / bought / me / a racket / at the department store..
他動詞の過去形boughtがあり、その後ろにmeそしてa racket。
me、a racket両方とも名詞。
名詞は目的語Oか補語Cのどちらか。
悩んだときは2つの要素の関係に注目。
me⇔a racketの関係が一致しないので両方とも目的語と判断。
➀はSVOOの第4文型。
➁I found the room empty at that time.
要素を意識すると
➁I / found / the room / empty / at that time.
他動詞の過去形foundがありその後ろにthe roomそしてempty。
the roomは名詞、emptyはここでは形容詞。
名詞、形容詞とばらついたときは一気にいきます。
the room ⇔ emptyの関係が一致するのでそれぞれ目的語Oと補語Cと判断。
➁はSVOCの第5文型。
以上のように、要素を意識して動詞の後ろに何が続いているのかに注目。
ただし、第3文型までとは異なり動詞の後ろに要素が2つ続く形になります。
・動詞の後ろに「名詞」「名詞」あり
2つの要素の関係は一致せず
→SVOO第4文型。
・動詞の後ろに「名詞」「形容詞」あり
2つの要素の関係が一致
→SVOC第5文型。
おまけですが第4文型をとることができる動詞はある程度決まっています。
授与動詞(give,take,buy,teach,show,tell,make,lend)などになります。
また、第4文型はtoやforを補って第3文型に書き換えることもできます。
I gave my mother this flower.
→I gave this flower to my mother.
テストによく出るtoやforの使い分けも詳しくはまた授業内で!
それでは今日はここまでです、また次回お会いしましょう!
ちょこっと英語:過去投稿分リンク
現在分詞Ving
過去形と過去分詞
原形と現在形
原級as~as
butとhowever
最上級から比較級
it~thatを使った強調構文
seem to~とit seems that~
to不定詞と動名詞
関係代名詞whose
to不定詞 副詞的用法
助動詞must
助動詞can
助動詞will
助動詞may
文型
第2文型と第3文型
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