ちょこっと英語:自動詞と他動詞
こんにちは、誠泉塾の吉村です。
今回も中学・高校英語でよくある生徒さんからの質問を対話形式でご紹介していきます。
「自動詞と他動詞の見分け方ってどうすればいいんですか?」
「例えばどんな問題がありましたか?」
「She hasn’t ( ) to the letter.(彼女はまだ手紙の返事をしていない。)です。」
「カッコに入るのはrepliedとansweredのどっちですかね?」
「単語の意味だけに頼ると難しいですね。カッコ(動詞)の後ろに注目してみましょう。」
動詞の後ろは何?
ぱっと見のルール自体は明確です。
他動詞は後ろに名詞(目的語)が必要。
自動詞は不要。
注意事項として「自動詞の後ろには何も書かれていない!」とは思わないこと。
そんなことはそうそうありません。
時や場所を表すキーワード、前置詞+名詞の副詞句、接続詞から始まる新たな文が連なったりもしています。
ひとまず今回の質問の英文は
She hasn’t ( replied ) to the letter.
動詞の後ろに名詞がないので自動詞を使います。
「そもそもreplyが自動詞って知らなかったら解けないじゃん。」
ほとんどの人がそう感じたと思います。
動詞は自動詞・他動詞の区別をしておさえておかなければなりません。
もちろん自他両方で活用できる動詞も多く存在します。
「結局暗記か・・・。」
そう思った方は半分正解です。
ただし、覚え方にも注意点があります。
run自:走る
run他:経営する
こうやって覚えるているのであれば効率が悪いです。
単語の意味だけを覚えても得はあまりありません。
特に動詞は意味だけではなく使い方をおさえることが大切です。
自:She has run for three hours.
他:She runs a beauty palor in Kurashiki.
上記のように欲張って他の文法知識(現在完了:継続用法)も併せると良いと思います。
皆さんが所持している単語帳や文法書には必ず例文が付属しています。
単語(特に動詞は)使い方を知って初めて頭に入ります。
もう一度、手持ちの教材をフル活用してみてください。
そして何より複数の意味を持ち合わせる単語は必ず基盤となる意味が存在することを忘れないでください。
そこからどう派生してこの意味になったのか自分で調べてみるのも悪くはありません。
以下練習問題おまけです。
次の2つの文のそれぞれが意味することを自動詞・他動詞に注意して述べよ。
➀He called on his grandmother at seven.
➁He called his grandmother at seven.
《 答え 》
➀He called on his grandmother at seven.
彼は7時に祖母の家を訪れた。
➁He called his grandmother at seven.
彼は7時に祖母に電話した。
➀動詞の後ろに前置詞on⇒自動詞、
➁動詞の後ろに名詞(目的語)のhis grandmother⇒他動詞。
既に知っている単語を辞書で調べるほど億劫な作業はありません。
ただし、あなたの「知っている」は「意味を知っている」だけになっていないか、今一度確認してみてください。
それでは今日はここまでです、また次回お会いしましょう!
ちょこっと英語:過去投稿分
現在分詞Ving
過去形と過去分詞
原形と現在形
原級as~as
butとhowever
最上級から比較級
it~thatを使った強調構文
seem to~とit seems that~
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