ちょこっと英語:seem to~とit seems that~
こんにちは、誠泉塾の吉村です。
今回も中学・高校英語でよくある生徒さんからの質問を対話形式でご紹介していきます。
「seemって使い方が色々あってよく分からないんですけど。英作ではどれを使えばいいんですか?」
「seem(s) to ~とかit seems that ~みたいなやつ?」
「そうそれです。意味が変わんないんならどっちでもいいですよね?」
「確かに笑。まあseemの基本的な使い方を知っておくと何かの手掛かりになるかもしれないね。」
seem(s) to~は目の前の状況判断。
英作の際は「~のようだ。」という言葉だけを見てしまうと、seemだけでなくlookやlook likeもでてきてしまいます。使える使えないの判断はやはり文法力が無いと難しいと感じてしまいます。文法の力をつけていくためには単語の意味を知ることも大切ですが、その使い方を知っておくことがやはり大切です。
では早速、
➀ Mike seems to be interested in astronomy.
→マイクは天文学に興味があるようです。
seem(s) to~の形は目の前の状況判断によって作られるものです。
例えばマイクが目の前で小惑星の話をしているなど、そういった状況から判断し作られる文章になります。
さらにこちらのほうが口語的でもあります。
➁ It seems that Mike is interested in astronomy.
→マイクは天文学に興味があるようです。
➁のIt seems that~の形は心の中で思ったことを判断の材料にして作られるものです。
つまり➀のようなマイクが目の前にいるという状況はなくてもよいのです。
この2文、和訳を見れば違いがありませんが使い方は少々違いましたよね。
使い分けの基準にしてもらえるとありがたいです。
以下おまけです。
❶ S+look+形容詞→Sが形容詞のように見える。
→He looks tired.(彼は疲れているようだ)
❷ S+look+like+名詞→Sが名詞のように見える。
→He looks like a zombie.(彼はゾンビのようだ)
上記のようにlookは見た目から判断しているときに使います。
反対にseemはしっかりと考察し、そこから判断するときに使います。
細かなニュアンスの違いですが、使い分けができ「しっかりとした文章」を作ることができるようになることが理想的ですね。
それでは今日はここまで、また次回お会いしましょう!
ちょこっと英語:過去投稿分リンク
文型
第2文型と第3文型
第4文型と第5文型
原形と現在形
過去形と過去分詞
現在分詞Ving
助動詞will NEW
助動詞can NEW
助動詞may NEW
助動詞must NEW
助動詞should NEW
原級as~as
最上級から比較級
to不定詞と動名詞
to不定詞 副詞的用法
関係代名詞whose
関係副詞
butとhowever
it~thatを使った強調構文
seem to~とit seems that~ NEW
否定
完了
コアイメージ「言う」
コアイメージ「見る」
コアイメージ「聞く」
コアイメージ「分かる」
コアイメージ「行く」
英作文のコツ①
英作文のコツ➁
受動態
接続詞
自動詞・他動詞
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