台風と理科
こんにちは真備校の吉村です。
先日から岡山県に台風が近づいていたこともあり、テレビのニュースで台風情報をチェック方も多くいたのではないかと思います。
中学2年理科の単元で扱われる『天気とその変化』では台風についても少しふれています。
今日はそんな身近な理科でもある台風の一生について少し紹介します。
・台風は、赤道付近の温かい海の上でたくさんの水蒸気を含んで発生した積乱雲が多く集まって渦を作ることから始まります。いわばこれが台風の赤ちゃんです。
・その渦の中心付近の気圧が下がり、さらに大きくなったものを熱帯低気圧とよびます。
・熱帯低気圧が風速17m/秒(木の小枝が揺れるぐらいの強さ)を越えるまで成長すると、私たちがよく耳にする『台風』へと名前が変わります。
・その後、台風は温かい海の上でたくさんの水蒸気を含んでどんどん成長し、中心の気圧もぐっと下がり風も強くなっていきます。
・台風は日本付近へ北上すると、海面の水温が下がってしまうため以前のようにたくさんの水蒸気を含むことができなくなります。つまり成長できなくなってしまいます。その結果、再び熱帯低気圧に戻ったり、温帯低気圧に変化したりします。
今回の台風12号は熱帯低気圧に変わりましたね!
このように、理科は身近なできごととリンクすることで、導入部分の違和感や苦手意識をいくらかは払拭できると思います。
『天気』『前線』『飽和水蒸気量』『雲のできかた』などは、過年度の公立高校入試でも多く扱われています。
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