
大正時代について
こんにちは!玉島本校の籠田です。
本日から塾も再開です!ゴールデンウイークはいかがでしたか?
先生はstay home週間ということもあり、久しぶりに家でマンガを読み返していました。
実は先生、かなりのマンガ好きで、週刊少年ジャンプは毎週欠かさず購入しています。
そして今、がっつりハマっているのが『鬼滅の刃』です。少し乗り遅れた感がありますが(笑)
今回は社会の先生という視点から『鬼滅の刃』原作の舞台となっている『大正時代』についてお話をしようかと思います。
大正時代(1912年~1926年)
※日本史で一番短い時代区分と言われています。
★押さえておくべきキーワード★
①大正デモクラシー
デモクラシーとは英単語democracy=「民主主義」のことです。
※民主主義…みんなのことはみんなで話し合って決めようという考え
大正期は護憲運動が起こり、憲法に従って行われる政治(立憲政治)をしようという考えが広まった時代です。
それ以前の藩閥政治(一部の権力者が政治を行う)から、憲法に従って民主主義を進めよう!という風潮が広まりました。
この大正期に本格的な政党内閣(原敬首相のもと)が始まり、今の民衆主義の基礎が確立したと言ってもいいでしょう。
吉野作造の民本主義、美濃部達吉の天皇機関説もこの時期に主張されました。
②社会運動
民主主義が広まっている中で、社会問題を解決するため民衆が運動を行うようになりました。
労働運動…労働者の団結や労働条件の改善を求めて、民衆が労働争議を行う
部落解放運動…全国水平社の結成
女性運動…平塚らいてうが青鞜社を結成
農民運動…小作争議が多発
一貫しているのは、市民が中心となっていることです。デモクラシーの考えから広がってきたと理解すれば押さえやすいと思います。結び付けて覚えましょう!
更に1925年には満25歳以上の男子には選挙権があたえられる普通選挙法が制定します。(同時に治安維持法の制定)
普通選挙法と治安維持法は、入試必須なので必ず押さえましょう!
③文化
1925年にラジオ放送がスタートし、映画や歌謡曲、野球などの娯楽も定着しました。
学校への進学率も高まり、ガス・水道・電気の普及、洋服を着る人も増えてきた時代です。
文化も政治と同様、大衆化が進んでいきました。
※ちなみに、1923年には関東大震災があり、東京・横浜に甚大な被害をもたらしました。約10万人の死者・行方不明者がいたそうです。首都である東京で起こった地震ということもあり、今後の日本の政治や経済に大きな影響を与えました。ここから1929年の世界恐慌に結びつくことをイメージしてもらうと流れが理解しやすいと思います。
いかがでしたでしょうか。
14年という短い期間ですが、その中でも様々なことがありました。
このような時代背景を踏まえてマンガを見ると新しい発見があるかもしれませんね!
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