“蒸散”から学ぶ「水が引き合う力」
みなさん、こんにちは!
誠泉塾玉島本校の平山です。
今日は皆さんに普段の授業について少し紹介したいと思います。
先日、中学生の授業がありました。
テーマはずばり!植物の“蒸散”です!!
「蒸散ってなに?」という方のために簡単に説明すると・・・。
根で吸い上げ葉まで運ばれた水が、水蒸気として大気中へ出て行く現象のことです。
なぜ、こんなことをするかと言えば
1.植物体内の水の量を調節する。
動物の尿と似てますね。
2.植物体の温度を調節する。
水蒸気といっしょに熱を体外へ出すことができるんです!動物で例えるならば汗に近いはたらきです。
3.根からの水や養分の吸収をさかんにする。
このとき1や2については生徒のみんなにも理解してもらいやすいのですが、問題は3。
なぜ体外へ“出す”ことで、“吸収”がさかんになるのでしょうか?
テキストには「水には水自身が引き合う力があって、葉で水が失われると、体内の水が引き上げられ、根からの吸収がさかんになる」と書かれているんですが・・・。
水自身が引き合う力?
そんなことを「常識でしょ?」みたいに書かれてもこっちはわかりません!!
実はこれ、正しい理屈は高校生になるまで習いません。
しかし、簡単な実験で「水自身が引き合う力」を観察することができるんです。
その実験がこちら!
コップの中には水が満タンまで入っています。
そんなコップの中に100円玉をそっと1枚ずついれていきます。
さて、この後コップの水はどうなると思います?
答えはこちら!
おぉ!すごい!!水はこぼれていません。
理由は先ほどお話した水自身が引き合う力がはたらいているから!
お互いに引っ張り合うことで、こぼれるのを防いでいるんですね。
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