計算問題と文章問題
こんにちは真備校の吉村です。
よく『計算は出来るけど文章題が出来ない』というお話を耳にする機会があります。
そもそも文章題の読解のためには、その問題が何を伝えたいのか?何を求めているのか?を踏まえ問題を瞬時に紐解き理解していく力「読解力」が必要になることは周知の事実です。それでは「読解力」が備わっていれば算数や数学などの文章題が解けるようになるのでしょうか。その謎を解明するためには、計算問題と文章問題の構成の違いに目を向けてみる必要があります。
例)次の方程式を解け。
4x+2=5+x
例)次の問題を解け。
ある整数を3倍すると、その数の5倍より6大きくなる。ある整数を求めよ。
上記にあるような計算問題を解く場合、概ね計算方法さえ知っていれば解ける場合がほとんどです。その性質から計算問題は、「与えられた課題を解決する」能力が必要となります。
反対に文章問題に関しては、何を文字で置くのか?立式はどうするのか?ということも考慮していくため、「与えられた課題を解決する」能力+「自分で解決策を0から作り出す」能力が必要となります。
この「自分で解決策を0から作り出す」能力は非常に重要であり、将来的にも社会人というフィールドでの発揮が期待されるものになります。若いうちにぜひ身につけたいものです。
それではどうすればこの何かを0から作り出す能力が身に付くのか?といえば、『過去にどれだけ自分の力で創造して来たのか?』という事実にリンクします。
家であたりまえのように出されたご飯を食べ続けていたら、料理のスキルは身に付きません。分からない問題を当たり前のように教えてもらっていれば、一人では問題を解くことが出来ません。
最終的には誰かの手助けが必要にはなるでしょうが、「まずは自分の力でやってみる」という作業を怠らないこと。またそれだけではなく、指導する側である立場の人が「失敗してもいいから、まずは自分でやってごらん」という寛容さと忍耐強さを持ち合わせ、創造させる場を設けていくことこそ大切なのです。
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