ちょこっと英語:英作文のコツ➁

こんにちは、誠泉塾の吉村です。
今回も中学・高校英語でよくある生徒さんからの質問を対話形式でご紹介していきます。

~前回までのお話~

 


「英作文の練習をしているんですけどなかなかマルになりません。」


「例えばどんなものがありましたか?」


「彼は昨日学校に遅刻しました。→He yesterday school late.」


「単語を並べただけになってしまっていますね。日本語とは違う英語のルールをしっかりと見ていきましょう。」

 

日本語で見えない前置詞は落としやすい

 

早速ですが前回の続き「彼は昨日学校に遅刻しました」の英作を仕上げていきましょう。

➅英文につっこむ
→ He was late  何が遅れている状態だったの? → 「学校」

➆つっこんだ答えを並べていく
→ He was late for school

時や場所を表すキーワードがあれば文末に置く
→ He was late for school yesterday.

 

今回はこれで完成ですが「forがなんでいるの?」と思ってくれ方は素直過ぎずに逆に良いと思います。
前置詞のfor目的や目標を表すときに使います。文法的な説明は以上です。
これを「ふーん」で捉えるとなかなかマルにはなりません。


前置詞は日本語の助詞にあてられることが多いのですが、説明が複雑なのでbe late forでセット売りのように教えられることが一般的です。

中には慣用的に使っている表現もあるので、すべての英文が文法知識できっちりと解決できるわけではありません。
そのため、私は授業で「相性」という言葉をよく使っています。

「be late for=~に遅れる」lateはforと相性が良いのね(絶対じゃないのね)♪くらいが丁度いいです。
なぜなら「be late=遅れる」だけで使うときもあるからです。

 

日本語に出ない前置詞forですがコアイメージ「目的・目標」になります。
使い方は上の例文のような形です。

もう1つあげるとすれば前置詞ofですね。コアイメージは「所属」です。
数学の集合みたいに表すとA of B は下図のABです。

前置詞は意外とおろそかになりがちな箇所になります。
少しずつ知識を深めて多くの言い回しを使いこなせるようにしていきましょう。

それでは今日はここまでです。
また次回お会いしましょう!

 

 


ちょこっと英語:過去投稿分リンク
文型
第2文型と第3文型
第4文型と第5文型
原形と現在形
過去形と過去分詞
現在分詞Ving
助動詞will
助動詞can
助動詞may
助動詞must
原級as~as
最上級から比較級
to不定詞と動名詞
to不定詞 副詞的用法
関係代名詞whose
関係副詞
butとhowever
it~thatを使った強調構文
seem to~とit seems that~
否定
完了
コアイメージ「言う」
コアイメージ「見る」
コアイメージ「聞く」
コアイメージ「分かる」
コアイメージ「行く」
英作文のコツ①

 

真備地区・矢掛地区の進学塾は誠泉塾真備校!

☆新年度塾生募集中☆

☆無料体験授業 随時実施中☆

真備校086-441-4119 

お問合せ
お電話