こんにちは真備校の吉村です。
今日は前回のお話の続きをしたいと思います。
算数・数学分野でのミスは下記が主な原因になるということでした。
その１．計算ルールの理解不十分
その２．筆記の雑さからくる誤認
その３．内部要因または外部要因による集中力の低下
それではさっそく一つずつ見ていきたいと思います。
まずその１．計算ルールの理解不十分についてになります。
低学年の間に「答えさえあっていれば良い」「早くできたほうが良い」
という意識がつきがちですが、学年が低いほどスピードよりも正確性重視です！
また、「さっぱり分からなかった」と言うよりも「ケアレスミスした」
と言った方があまり怒られないという背景もあったりします。
この計算ルールの理解不十分については本人が自覚しているが、
そのまま放置しているというケースが多々あります。
ですから、そこを見つけて何となく理解しているつもりになっている
ものを、確実に使いこなせていけるようにアドバイスしなくてはなりません。
授業を通して生徒さんにはよく
『どうやって考えたん?』『どんな式立てたん？』と聞き
根本的な部分が理解できているのかどうかチェックしています。
成績を上げる最初の段階は既に習ったものをうまく使えるようにすることです。
そのためにはどこから躓いているのか？ということを見抜き、躓いた箇所への
適切なフォローが要となってきます。
次回はそのその２．筆記の雑さからくる誤認についてみていきたいと思います。
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