こんにちは真備校の吉村です。12月22日(月)より冬期講習がスタートしました。

小学部・中学部・高校部ともに冬期講習の時間割へと変わっていますので確認しておきましょう。

 

さて、今回は私たちの身の回りでもおこっている自然現象について触れてみます。

12月に入り強い寒気と共に強い風が吹く日が多くなりました。テレビや新聞などでは爆弾低気圧が影響しているという言い回しが度々出てきていますが、そもそも『爆弾低気圧』とは何でしょうか？

 

中２理科で学習する分野に『気圧と前線』という単元もありますので、まずは低気圧について触れてみたいと思います。

一般的に低気圧は周囲と比べ気圧が低い場所となりますが、我々の実生活レベルで考えるとこの言い回しではいまいちピンと来ませんね。

 

そこで違ういい方をするとすれば、低気圧とは雲を伴い雨や風をもたらすもの、つまり悪天候の諸原因となりうるものです。

また規模にも大小があり、低気圧は中心の気圧が低ければ低いほどその勢力が大きい(雨や風が強まる)ということになります。

ちなみに台風は勢力の強い熱帯低気圧になります。

 

本題に戻ると爆弾低気圧とは24時間で中心気圧が24ヘクトパスカル以上も下がる温帯低気圧のことを表します。

今月初旬から北日本や北陸・東海などで猛威をふるった爆弾低気圧は、中心気圧が24時間で976ヘクトパスカルまで下がっています。基準となる気圧が1013ヘクトパスカルですからこの爆弾低気圧は実に台風並みの勢力であったことが分かります。

 

「今日はすげー風が強いわ」なんて感じた日はその日の天気図をテレビのニュースや新聞などでチェックしてみてください。きっと爆弾低気圧の仕業だと思いますよ。

 

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今後とも誠泉塾真備校をどうぞよろしくお願い致します。