中1数学『正解することよりも計算過程が大切!』
こんにちは。誠泉塾新倉敷駅前校の和泉です。
私が中学1年生の数学の授業で正負の数の四則計算を教える際に最も注力している箇所。
それは「答えがあっているかどうか」ではなく『計算過程が正しいかどうか』です。
たとえば (-2)の3乗 -2×2×2=-8と間違った過程でも答えはー8で正解。
本当は =(-2)×(-2)×(-2)=-8
3乗なら正解ですが4乗になれば、
答えが8になるのでー2×2×2×2とやってしまうと間違いになります。
残念ながら、大半のお子さまは丸付けをする際に、
計算過程を見ずに答えがあっているかどうか優先させてしまいます。
これでは、たとえその問題の答えがあっていたとしても、数字が変われば間違う可能性が高い。
だからこそ、
私は一人ひとりの解答=途中の計算過程を見る時間を必ず作ることを心掛けています。
今確実な手順を身につけさせておかなければ、間違いなく躓くからです。
以下私が厳しく指導する点を挙げておきます。
一つでも該当する項目があれば早急に改善させる必要があります。
◆分数の足し算・引き算
→ 通分の式を与式の右に新たに書けば良いのに、もとの式の数字を書き直して計算。
◆分数の割り算
→÷の後はひっくり返して計算するのが基本なのに、ひっくり返さずそのままの状態で約分。
◆式の中で符号を変える
→(+5)-(-3)=5+3=8とかっこをはずした式を書くべきなのに、
(+5)+(+3)と式の中のマイナスの符号を+に書き換える。
◆計算の符号が2個続いても( )をつけない
→16÷(-7+3)=16÷―4 のように、÷とーが続いても( )をつけない。
◆計算過程が一つ抜ける
(+5)+(-8)-(-3)+(-2)
=5-8+3-2
までは行うが、=8-10と正の数・負の数をまとめる過程をとばして
=-2だけを書く。
◆=を書かない
◆数字と文字の間隔が狭くひっついてみえる
◆文字のxと、×(掛け算)の違いがわからない
◆文字のbと、数字の6の違いがわからない
◆文字のzと、数字の2の違いがわからない
◆文字のl(エル)と数字の1の違いがわからない
などなど、挙げていけばきりがないため、この位にしておきます。
大切なことは、
『横着をせず、途中の過程も丁寧に書いていくこと!』
です。たかが書き方ですが、最も気を付けるべきPOINTになります。
玉島北中学校の1・2年生は明日6月4日(水)に、
『学校別定期対策』としてテスト前の総仕上げを行います。
最後の最後まで塾生の皆さんが良い結果を出せるよう全力で指導していきます!
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