便利なものとの付き合い方

こんにちは真備校の吉村です。
今日は岡山県でも話題となっている小中学生のスマホの利用時間について触れてみたいと思います。

 

今年度全国学力調査の結果、岡山県の小学生は全国38位・中学生は42位と残念ながら学力的に低迷してしまっています。
反面、スマホの利用時間が3時間を超える小学生は17.1%(全国平均17.0%)、中学生は23.0%(全国平均20.3%)と高い数値がでています。

 

これらのことから県教育委員会は11月から小中学生のスマホの利用を午後9時以降、制限する指針を作り、学校や家庭に協力を願うようにしています。
みなさんはこのスマホの利用制限をどう感じていますか?中3生さんであれば高校入試の面接で聞かれてもおかしくはない題材だと思います。今のうちにある程度は準備をしておいてください。

 

さて、ここからはあくまで私個人の考えです。
ご存知のようにスマホはとても便利ですから、現代の私たちの生活には欠かせない存在となっています。大人であったとしても依存してしまう場合もありますから、小中学生であればなおさらだと感じます。

 

それ故に『便利なもの』との付き合い方には工夫が必要です。
この『便利なもの』という言葉は使い手側、つまり我々人間側の視点であるということです。ところが皮肉なことに現状はその正反対となっており、人間が作り上げた『便利なもの』によって私たち人間側が動かされているということです。
1日スマホを3時間以上使っているということが是か非かはさておき、これを言い換えると1日3時間以上もスマホにあれやこれやと指示を出され、それに合わせた生活を送っているということでもあります。

 

古い考えかもしれませんが、学生である以上は勉強が仕事だと思います。しかし、その渦中にいる学生はなかなかそれに気づかず、社会に出て働く方が楽だとさえ思っている場合もあります。
いずれ分かることですが、大人になって勉強するためには余分にお金と時間がかかります。
今しかできないことを今のうちにやっておく。これが一番大切なことではないでしょうか?
判断に迷った場合は今一度自分に問いかけてみるのも良いかもしれません・
『それは今のあなたにしか出来ないことですか?』と。

 

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