みなさん、こんにちは。笹沖校の小山です。
　
さて、今日は『怒る』と『叱る』の違いについてお話したいと思います。
　
みなさんは、この違いをご存知ですか？
　
『怒る』･･･不満・不快なことがあり我慢できない感情を相手にぶつけること。
『叱る』･･･言動の良くない点を指摘し、改善させること。
　
簡単に説明すると『怒る』という行動は自分が不快だと感じた気持ちを一方的に相手に伝えることになります。
それに対して『叱る』という行動は相手のことを想い、良くない部分を指摘、改善させていくことになります。
　
では、ご家庭ではどちらの行動が多くなっているでしょうか？
　
「なんでこんな悪い点数なん？」「ちゃんと勉強しなさい！」･･･
よく聞き、つい言ってしまうセリフですよね！？これらの言葉は『怒る』という行動になるのではないでしょうか。
しかも、上記の言葉は全て「子どもが何も努力をしていない前提」のセリフなんですよ。
「なんでこんな悪い点数なん？」＝「努力していないからでしょ！？」
「ちゃんと勉強しなさい！」＝「全く勉強をしていない」
　
大袈裟な例えをしましたが、大人がなんとなく使う言葉でも実は子どもにとって非常に傷ついてしまう言葉な可能性もあります。
　
ではこれを『叱る』という行動に変えるとどうなるのでしょうか？
「なんでこんな悪い点数なん？」⇒「なんでこんな点数になったと思う？」
「ちゃんと勉強しなさい！」⇒「よく頑張ってるね。あともう少しできるんじゃない？」
とても難しいですですよね。もしかしたら「そんな言い方できるわけない」「感情の方が先に出てしまう」という感想を抱かれた方もいるかもしれません。
　
私にとっても実はかなり難しことなんです･･･(^_^;)　
しかし、子どもたちを変えたいと思うのなら、まずは私たち大人が変わらなければならないと考えています。
　
誠泉塾笹沖校は厳しい塾です。しかし、その厳しさの中でお子様たちの頑張りを今以上に認めてあげることができる塾を目指していきます。
　
特に受験生をお持ちの保護者の方、もし良かったら参考にしてみてくださいね。
　
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