ちょこっと英語:助動詞can

こんにちは、誠泉塾の吉村です。
今回も中学・高校英語でよくある生徒さんからの質問を対話形式でご紹介していきます。

 


「泳ぐことができたって何通りも書き方があるんですけど。」


「どんな書き方がありましたか?」


「➀I can have swum. ➁I could swim. ➂I was able to swim. ➃I was able to have swum.の4つです。」


「正解は1つですから細かい違いを見ていきましょう。」

 


canの根本は事実に基づいた可能性

 

canは「~できる」と中学では習いました。
高校に入ると「~の可能性がある」と新しい推量の意味も習います。
Can you~?勧誘表現でも活用できるためあらゆる場面で見られます。
いつも「~できる」ではないことに注意していきましょう。

 

では早速以下の3つを!

 

能力
I can swim.
泳ぐことができます。
※能力があることを表しています。

能力+否定→不可能
You can not speak English.
あなたは英語を喋ることができません。
※能力が無いことを表しています。

能力+過去
We were able to pass the exam.
私たちはその試験に合格することができた。
※過去の一時的な能力を表しています。

 

では続いて推量です!

 

可能性
He can tell a lie.
彼は嘘をつく可能性がある。
※以前嘘をついていたことがある。

可能性+否定→推量否定
She can’t be ill.
彼女は病気のはずがない。
※元気な様子が見えていた。

可能性+完了can+have+過去分詞
can have been asleep.
私は眠っていたはずだ。
※起きていた記憶が無い。

 

上記のように能力と可能性に分けて並べましたが、
それぞれの意味で書き方が変わってきますね。
ひとまず今回の質問は➂の形を使えば上手くいくでしょう。
詳しくはまた授業内で紹介します。

 

ここからはおまけです。
質問の➁I could swim.がなぜ不適切かといいますと
肯定文でのcouldは仮定法につながることが多いからです。
誤解を避けるためにもwas able toがベターです。

また、➃I was able to have swum.
既にbe動詞で過去を表しているのでわざわざ完了を作る意味がありません。

さらに➀I can have swum.は、
上でも紹介したように能力の意味ではなく
過去の可能性の意味に変わってしまいます(私は泳いだはずだ)。
I could have swum.でもほぼ同等の意味になります。

ややこしい単元ですがつながりを意識して少しずつ知識を増やしていきましょう。
それでは今日はここまでです、また次回お会いしましょう!

 


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