ちょこっと英語:文型
お久しぶりです、誠泉塾の吉村です。
今回も中学・高校英語でよくある生徒さんからの質問を対話形式でご紹介していきます。
「英語の文型なんですが別にできなくっても大丈夫ですよね?」
「大丈夫か大丈夫じゃないかで言えば大丈夫じゃないです。そもそも何のために文型をおさえる必要があるのか知っていますか?」
「え・・・、そういう問題を解くためなんじゃないんですか?」
「文型把握は英文を読み書きするための準備運動ですよ。」
単語ではなくかたまりを。
文型をおさえるためには
品詞(名詞・形容詞・動詞・副詞など)の意味
を知っておく必要がありますが、
一通り知っているだろうという前提で高校英語はスタートしていきます。
ではここで意地悪な例をひとつ
The video game those students are playing looks exciting.
もし文型を意識せずに和訳をすると極端ですがこうなります。
❶単語の意味を調べる。
the「その」
video「ビデオ」
game「ゲーム」
those「それら」
students「生徒たち」
are「です。ます。」
playing「プレイしている」
looks「見る」
exciting「わくわくする」
❷調べた単語を良い感じに合体させる。
「そのビデオのゲームはそれらの生徒たちがプレイしているのを見ることでわくわくします。」
色々と突っ込みどころの多い形にしましたが、英語が苦手であるという方の大半がこんな状態です。
では、文型を意識すると
The video game those students are playing / looks / exciting.
➀要素(かたまり)を見つける
「The video game (those students are playing)」 主語
「looks」 動詞
「exciting」 補語
「(その生徒たちがしている)テレビゲーム」
「見える」
「わくわくさせるような状態」
②主語を最初に、動詞を最後に並べるようにする。
直訳「その生徒たちがしているテレビゲームはわくわくさせるように見えます。」
→意訳「その生徒たちがしているテレビゲームは面白そうだ。」
これはSVCの第2文型になります。
❶❷と➀➁の大きく違う点は、単語を1語1語見るのではなく
要素(単語のかたまり)を捉えている点です。
英語が苦手な人はまず、何が主語で何が動詞なのか?というかたまりを見つけることから始めてください。
詳しくはまた授業内でお伝えしますね。
それでは今日はここまでです、また次回お会いしましょう!
ちょこっと英語:過去投稿分リンク
現在分詞Ving
過去形と過去分詞
原形と現在形
原級as~as
butとhowever
最上級から比較級
it~thatを使った強調構文
seem to~とit seems that~
to不定詞と動名詞
関係代名詞whose
to不定詞 副詞的用法
助動詞must
助動詞can
助動詞will
助動詞may
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