ちょこっと英語:コアイメージ「言う」
お久しぶりです、誠泉塾の吉村です。
今回も中学・高校英語でよくある生徒さんからの質問を対話形式でご紹介していきます。
「彼女に『おはよう』と言いました。を、英語で書くときに何でspokeじゃだめなんですか?」
「だめというよりも何か変だなという感覚がありますね。ちなみに言葉を発する意味を含む動詞は他に何がありますか。」
「えっと、talk・say・call・ask tell…。他にもたくさんありますね。」
「言葉を発する意味の動詞は日本語のような曖昧さが無く、『〇〇のときはコレ!』と区別して使っています。代表的なものを2つ紹介しておきますね。」
話す内容で使い分け。
では早速ですがsay(過去形はsaid)から。
sayは発言している内容をある程度明確にする必要があります。
一人だけで発言することもできますが、誰かに対しても発言できます。
➀➁はざっくりとした内容、➂は細かい内容+人に対してになります。
➀He said good night.
(彼はおやすみと言った。)
➁You don’t say such a thing.
(あなたはそんなことは言わない。)
➂She said to me, “Mike, are you tired?”.
(彼女は私(マイク)に「疲れてるの?」と言った。)
次にspeak(過去形spoke)です。
speakは発言している内容を明確にする必要はありません。発言している枠組みだけ分かれば、その内容はどうでもいいのです。
➀は枠組み、➁は程度、➂は人に対してになります。
➀You spoke English.
(あなたは英語を話していました。)
➁I can’t speak well .
(私はうまく喋れません。)
➂May I speak to John?
(電話で『ジョンさんはいますか?』)
おまけですが、普段の授業ではこういった細かなニュアンスの違いをすべてお伝えすることができません(そこまで時間が無いのです)。そのため中3生には毎週土曜日の「入試必勝ゼミ」で文語と口語の違いや、単語が持つコアイメージを伝えていっています。普段から英語を発音することやスペリングの組み合わせに着目していなければ、英語はただの暗記科目に尽きると思います。せっかく勉強するのであれば「入試必勝ゼミ」を通して将来活用できる知識を会得してみませんか?
それでは今日はここまで。
詳しくはまた授業で紹介しますね!
ちょこっと英語:過去投稿分リンク
文型
第2文型と第3文型
第4文型と第5文型
原形と現在形
過去形と過去分詞
現在分詞Ving
助動詞will
助動詞can
助動詞may
助動詞must
原級as~as
最上級から比較級
to不定詞と動名詞
to不定詞 副詞的用法
関係代名詞whose
関係副詞
butとhowever
it~thatを使った強調構文
seem to~とit seems that~
否定
完了
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