
ちょこっと英語:接続詞
こんにちは、誠泉塾の吉村です。
今回も中学・高校英語でよくある生徒さんからの質問を対話形式でご紹介していきます。
「英文が長いと読み方も作り方もよく分からなくなります。」
「確かに一文が長いとちょっとしんどいかもしれませんね。」
「でも何で習う英文はどんどん長くなるんですか?覚えることが多くて大変なんですけど。」
「それは接続詞を習ったからですね。なぜ長くなるのかを一緒に考えていきましょう。」
接続詞を使うと2つ目の主語と動詞がとれる
中学1年生のときにはI liked music.のようにとても簡潔な英文を学習します。
しかし、簡単すぎてただ単に頭から丸覚えしてしまう人もいるかもしれませんね。
そんな基本的な英文ですが実はしっかりとルールを守って作られているのでまずはそこから見ていきましょう。
❶ 基本ルール:1文に主語は1つ、動詞は1つ。
→ I liked music.
主語は「I」、動詞は「liked(過去形)」と1文に主語は1つ、動詞は1つのルールを守っています。
では、上の文章に「私が若かったとき」といった条件を付け加えたいと思います。
→ I liked music I was young.
こう書いてしまうと❶基本ルールを守っていないことになります。
つまり間違いです。どうしましょうか?
ルールは守る、でも主語と動詞はもう一回使いたい。
そういった時に活躍できるものが接続詞です。
❷ 基本ルール:接続詞の後ろは2つ目の主語と動詞。
→ I liked music when I was young.
接続詞(when)を使うことで、もう1回主語と動詞が使えます。
これで英文は完成しますが注意しないといけないことがあります。
それは接続詞の後ろで使った「動詞」の扱いです。
過去形?現在形?はたまた三単現のS?
こういったことに気を配らなければなりません。
❶のような英文では1つの動詞に注意すればよいのですが、❷のような英文ではそれぞれの動詞に気を配ってやる必要があります。油断禁物ですよ。
慣れないうちは日本語訳をヒントにして「現在」or「過去」のジャッジをしっかりとしてみてください。
見直しもお忘れなく!
接続詞を習うとこういった英文を見る機会があるでしょう。
➀ I liked music when I was young.
➁ When I was young, I liked music.
この2つの英文は日本語レベルだと意味は同じです。
ただ、明らかに並びが違うわけですから意味が同じでも使い方が違うのかな?と思った方は正解です。
その違いのうちの1つは「文語」と「口語」の違いです。
➀は文章を書く際に使われる「文語」的な書き方。
➁は会話をする際に使われる「口語」的な書き方です。
こういった細かなニュアンスの違いは英語ではかなり多く存在しています。
みなさんには授業を通して少しずつ伝えていくので知識として蓄えていってください。
それでは今日はここまでです。
また次回お会いしましょう!
ちょこっと英語:過去投稿分リンク文型
第2文型と第3文型
第4文型と第5文型
原形と現在形
過去形と過去分詞
現在分詞Ving
助動詞will
助動詞can
助動詞may
助動詞must
原級as~as
最上級から比較級
to不定詞と動名詞
to不定詞 副詞的用法
関係代名詞whose
関係副詞
butとhowever
it~thatを使った強調構文
seem to~とit seems that~
否定
完了
コアイメージ「言う」
コアイメージ「見る」
コアイメージ「聞く」
コアイメージ「分かる」
コアイメージ「行く」
英作文のコツ①
英作文のコツ➁
受動態
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